2015年1月1日木曜日

スペイン水彩スケッチ その6(ロンダ)


ロンダ ヌエボ橋 :左端に見えるのはパラドール

ロンダへはバスで移動。

スペイン内の移動、特に地方への移動はバスが中心。バスターミナルも鉄道駅よりも街の中心にある。

バスの車中より

異様にまつげの長い青年が。

ロンダへはすっかり日が暮れてから到着。バスターミナルにはタクシーもなく、ひどく寂しいところだ。

今日の宿はパラドール・デ・ロンダ。旧市役所を改修した国営のホテル(パラドール)だ。タクシーがいないので、仕方なくとぼとぼと暗い道を歩いてホテルに到着。広く感じのよいホテルだ。着いた時にはごく普通のロケーションと思っていたが、近くを散歩してみると思わぬ光景に出くわした。

やっとパラドールに到着。こちらから見ると何の変哲もないが。

反対側に行くとホテルからこの風景が広がる。

夕食を食べたレストラン。ここは闘牛が有名。


ロンダは岩の台地の上にある街で、ミハスと並ぶ「白い街」としても有名。それよりもロンダをロンダたらしめているのは、渓谷の上に掛かるヌエボ橋だろう。18世紀に作られたという石橋は周りの景観と相まって、いつまで見ていても飽きない。


翌朝。パラドールの部屋から。

1階で専用の庭もある。

パラドール・デ・ロンダ


パラドールの庭から。ヌエボ橋の下流側。



ヌエボ橋の掛かるタホ・デ・ロンダ渓谷の上流側。

ヌエボ橋の上でスケッチ


旧市街側から見るヌエボ橋。左端に見えるのがパラドール。

お昼にサングリアを飲みながら。

サングリアを飲み干すと同時に絵も完成

もう一つは闘牛場。スペインで最も古い闘牛場とのことだ。博物館も充実しているが、闘牛場の中に入ると、砂の上に何やら赤いシミが・・・。

闘牛場全景


この赤いのは何?

18世紀出来たばかりの闘牛場。右が旧市街で間にヌエボ橋が架かる。パラドールはまだ無い。

サンタマリア・ラ・マヨール教会。

 ロンダからは、列車でグラナダへ。アンダルシア内での交通はバスが中心となるが、ここではじめて列車に乗ることが出来た。AVEほどでないにしても最新鋭の特急列車だ。


ロンダ駅

Renfe(スペイン国鉄)の特急列車

風が強いのだろうか。あちらこちらに風車の群れ。