2011年11月20日日曜日

展覧会開催!と酒場スケッチ

ブログを始めてから初めての展覧会を開催します。
これまでも年1回開催してきたのですが(「井上久美展」に併設)、少しずつ独立することとして、今年は「横浜水彩スケッチとオールドレンズ」展として華々しく(?)開催することにしました。
隣で「井上久美」展もやってます。

2011年 井上智史
「横浜水彩スケッチとオールドレンズ」展
銀座 ギャラリー近江
東京都中央区銀座6-9-16 ロシュビル
地下鉄銀座駅A1出口徒歩3分
交詢ビル東側向かい
2011年11月21日(月)~11月27日(日)
11:00 ~ 19:00(最終日は16:30まで)
11月26日(土)16:30~18:30 には記念パーティを開催します。
ぜひこの機会に、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。

(展覧会場のご案内はこちら)
http://www.ginza.info/S62654.html

(井上久美展のご案内はこちら)
http://gallery-you.blogspot.com/p/20111127_16.html



モレスキン水彩スケッチノートを持ち歩くようになってから、酒場で描く機会が多くなった。もともと屋外でもワインなどで口を湿らせながら描いていたのだが、お酒が入ると条件反射的にスケッチブックを取り出すようになってしまった(ウソ)。
横に広がるスケッチノートのおかげで、テーブルの上で広げて書くのも邪魔にならない。お店の人や隣のお客さん人にも声を掛けられ話が弾む。飲むほどにペンはなめらかになる、かどうかは分からないが、少なくともよいお店(安くてうまい)ほど良い絵が描けるようだ。
残念なことには、お店の人からまだ一度もこう言われたことはない。
「その絵、譲っていただけますか。お代は結構ですから。」

横浜駅西口「ヒラツカ」(湘南の魚とワイン)

横浜野毛町 「BASIL」(イタリアン)

有楽町 フレンチバール「VAPEUR」

有楽町 「魚○本店」(静岡魚河岸)

2011年11月13日日曜日

鎌倉三河屋と丸七商店街

鎌倉八幡宮に向かう若宮大路沿いにある三河屋は、老舗の酒屋だ。面白い建物がひしめく若宮大路のなかでも、その存在感は群を抜いている。伝統的な商家建築である出し桁造りだ。出し桁とは深い軒を支えるために桁が外に出ている形式をいう。

それに加え、入り口の差し鴨居は、その大きさといい長さといい、本当に立派なこと。これだけのものはちょっと見ないなあ。
白壁の土蔵は冷蔵庫として使用している。




お店の中も見せていただいたが、創業当時からと思われる立派な金庫が奥に鎮座していた。今度は是非中を描かせていただきたいものである。

敷地内には荷物搬送用のトロッコの線路が敷かれている。現在も使用しているとのこと。
オープンカフェにもなる隣のレストランからこの風情ある景色を楽しむことができる。

E.Ludwig Meritar 50/2.9

E.Ludwig Meritar 50/2.9

E.Ludwig Meritar 50/2.9

E.Ludwig Meritar 50/2.9

E.Ludwig Meritar 50/2.9

E.Ludwig Meritar 50/2.9


鎌倉駅東口に降り立つと(地元の人を除いて)大概の人は小町通りや鎌倉八幡宮に向かうため、左手に向かう。
それと反対の右手方向に向かうと、近代的なビルの横に、「三丁目」的雰囲気の路地が顔を見せている。「丸七商店街」。商店街といってもひとつの建物の中のL型の路地に小さいお店が張り付いている。雑貨や花屋、魚屋さんの他に、食べ物やさんも多い。赤提灯がよく似合う路地だ。


E.Ludwig Meritar 50/2.9






E.Ludwig Meritar 50/2.9

入り口をスケッチした後、中の立ち飲みの居酒屋に入った。はじめはお客さんが少なかったので、安心して描き始めたのだが、瞬く間に常連の人でいっぱいになってしまった。



アートペンはコンバーターを使えば、好きな色のインクを使うことができる。今回はセピア色のインクで下絵を描いている。三河屋みたいなレトロな風景にはよく合うだろう。
下の絵は、元町のレストランにてスケッチしたもの。漫画風でなく軽めの感じに仕上がって良い感じ。