「日本大通り」とは、また御大層な名前である。
日本初の西洋式公園「横浜公園」と、横浜初の波止場―イギリス波止場(現在の「象の鼻パーク」)を結ぶ日本初の西洋式街路 ― と「初」が三つも重なる大層なものなので、それも致し方ないのかもしれない。
完成は明治3年頃とのことだが、当時から36mの幅員を誇るメインストリートであった。
馬車の時代にそんな大通りが必要かとも思うが、西の外国人居留地と西の日本人街を区分するとともに、慶応2年の大火のあとということもあり、防火帯の意味合いも強かった。
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日本大通り:横浜開港資料館前 (smc PENTAX-A 50/1.4) |
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日本大通り:三井物産横浜ビル前 (RICOH GX-200) |
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日本大通り ちょうどフラワーフェスティバルをやっていた(2009年) (RICOH GX-200) |
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フェスティバル終了直後 (RICOH GX-200) |
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皆でぐちゃぐちゃにしてしまう (RICOH GX-200) |
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祭りとなると名物おじさん登場 (RICOH GX-200) |
現在でも、県庁や裁判所、日本銀行などが立ち並ぶ行政の中心街であるが、開港資料館、三井物産横浜ビル、旧商工奨励館、旧関東財務局などの有名近代建築群が立ち並ぶ通りでもある。
イチョウの大木が立ち並ぶ通りは、幅広い植樹帯を持つ歩道と合わせ、有効な都市景観となっている。歩道にはオープンテラスが設けられている。そこは関内を一巡りした最後に立ち寄る格好の憩いの場所だ。
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神奈川県庁 (RICOH GX-200) |
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日本銀行 (RICOH GX-200) |
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三井物産横浜ビル (smc PENTAX-A 50/1.4) |
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日本大通りオープンテラスにてスケッチ (RICOH GX-200) |
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