目の前は開港150年を記念してつくられた「象の鼻パーク」。「象の鼻」とは、開港当初の「イギリス波止場」がその後増築され、まるで象の鼻のような形になったことに由来する。
開港資料館として、まさにふさわしい場所であり、建物である。
横浜開港当初の模型(横浜開港資料館) 説明はブログ主 |
開港前の横浜村は、山手から続く砂州にある寒村であり、「横に長い浜」を意味していた。
現在の横浜中心部の大部分-山手から野毛山までの間の平地はすべて埋め立て地なのだ。
ジャズ&アートフェスティバルが行われる吉田町はかつて神奈川宿から外国人居留地への入り口であった。居留地は川や掘割(現在は高速道路が通っているが)で区画され、そこに架かる吉田橋には関門が設けられた。その内側が「関内」という訳である。
横浜開港資料館記念ホール かつての領事館待合室 (RICOH GX200) |
横浜開港資料館:東門への通路 (RICOH GX200) |
日本建築界の大御所村野藤吾設計の新館ができたため、かつての正面玄関が中庭に向いてしまうこととなった。
日本大通に面する正面玄関らしきものは東門に当たる。英国工務省の設計とのことである。
アクセントの丸窓がかわいらしい。
横浜開港資料館:東門 (smc PENTAX-A 50/1.4) |
北側(山側)より望む (smc PENTAX-A 50/1.4) |
記念ホールの窓:ツタが美しい (smc PENTAX-A 50/1.4) |
横浜開港資料館 |
ネジ穴は2か月ほどでふさがるとのこと。トカゲに劣らず人間の回復力もすごいものである。
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