かつては外国人居住地の関内と、東海道神奈川宿を結ぶ通り道であったらしい。現在では、イセザキモール入口から野毛抜ける200mほどが吉田町通りと呼ばれる。
この通り沿いには、昭和30年代に建ったと思われるレトロなアパートが連なり、建物を覆い隠さんばかりの並木とも相まって、パリの下町の雰囲気(よくは知らないが)も漂う魅力ある空間となっている。
吉田町通り |
アパートの1階は店舗となっているのだが、ここは知る人ぞ知る(のん兵衛だけが知っている)バー通りとなっている。居酒屋ではなくでバーである。船員バーというよりはもう少しお洒落お店が多い。
また、ここはアトリエ通りでもあって、画廊や画材店も多く、独特の雰囲気の町並みを形成している。
吉田町はアートとジャズ(バーにジャズはつき物)による街興しが盛んである。
最大のイベントは毎年春に行われるアート&ジャズフェスティバルだ。一種のフリーマーケットなのだが、特徴的なのは売り物がすべて「アート」(自称を含む)である点だ。
作者の本職は魚屋さん |
ブログ主のお店 |
また、通りにはステージが設けられ、ジャズのライブ演奏が行われる。そんなジャズメンを描き続ける人もいる。
ブログ主も最近は毎年参加している。絵を見に来る(ひやかしに来る)人との対話を楽しみ、聞こえてくるジャズの調べを肴にしながら、昼間からワインを飲む。
我が家の春を告げる年中行事のひとつとなった。
写真は昨年のフェスティバルの様子だが、このときのレンズは ENNA Munchen Lithagon 35/3.5 。小型でお洒落なレンズである。ENNA社という名前も創設者の娘の名前を取ったものらしい。この街を撮るにふさわしいレンズか。
ENA Munchen Lithagon 3.5/35 |
今年も、4月16~17日に行われる予定である。
ジャズとアートとお酒でゆったりとした横浜情緒満点の雰囲気を楽しんでみませんか。
お酒もアートに |
名物おじさんもいたりする。 |
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