2011年10月17日月曜日

横浜オクトーバーフェストとロットリングアートペン

もう少し気軽なスケッチを楽しみたいと思ったのは、モレスキンの水彩用のノートを手に入れたからだ。
かたち的には普通のノートのような縦型のものがよかったのだが、あいにく紙が薄く水彩には向かない。横型のものがまあまあ厚くて水彩向き(200kg/㎡)。モレスキン独持の黒く厚い表紙がかっこよい。いかにもミーハーだがこれを日々のスケッチノートにしてみよう。
横型だけあって、パノラマスケッチも描ける。

モレスキンの1ページ目に水彩道具を描く

桜木町のパブにて

2ページを使ったパノラマ (工事中の東京駅 :新装したドームが頭を覗かせる)

横浜象の鼻パーク :大さん橋に停泊中なのは飛鳥Ⅱ

スケッチするのに鉛筆も良いのだが、ペンも気軽に書くには良い画材だ。ミリペンをいろいろ試してみたのだが、どうもしっくりこない。線が単調になるのが最大の不満点。太さの違うものを何本か取り揃えて、取っ替え引っ替えするのも面倒だ。

そんな時にロットリングアートペンを見つけた。
ロットリングは本業(建築設計)では馴染み深いメーカーだが、これは万年筆タイプのもの。
カートリッジ式だがコンバータをつければ好きなインクが使える。ペン先は幾つかの種類が用意されているが、 B(太字)を選択した。レタリング用のー番太いタイプのものだが、裏技でペン先を逆さにして描けば細い線も描ける。ものぐさなブログ主にはぴったりだ。付属のカートリッジは非耐水性なので、水彩に使うには耐水性のインクに替える必要がある。
「がしがし」と気兼ねなく描けて、自分には非常に相性が良い。習作を除き、初めてペン描きで気持よく最後まで描き通せた。

買ったその日の車中で描いたアートペンのスケッチ
上半分は付属カートリッジ(非耐水性)、下半分は耐水性のインク使用


横浜オクトーバフェストは今年で9回目。本場ミュンヘンのそれは世界最大のビール祭りだが、横浜も負けてはいない。ビアツェルト(ビールテント)もちゃんとある。
その中は、まあ騒がしいこと。みんな楽しそうにビールを飲み干している。ステージが始まるとみんな総立ちになって踊り始めた。

横浜赤レンガ倉庫でのオクトーバーフェスタ (ipod touch ;今日は一眼を持ち出さず。残念。)

ビアツェルト内部 みんなのりのり (ipod touch)


ペン画スケッチの事始めとしては良い機会だった。ビール飲みながらじっくり描けるしね。

オクトーバーフェスタ :カートリッジの非耐水インキ使用(誘惑に負けて色をつけてしまったが失敗。色を付ける前のほうが良かった。降ってきた雨でところどころ滲んでいい雰囲気だったのだが、それがわからなくなってしまった。)

オクトーバーフェストを楽しむ人々(なぜか帽子の人がいっぱい。こういう表現はペン画ならでは)

ビアツェルト内部 (耐水性インク使用)

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