スケッチブックの大きさはSM サイズだけだと少々心もとないので、最低F3サイズは必要だというのは分かった(スケッチ道具の見直し その1)。
新しい水彩スケッチ道具一式 スケッチブックはF3とSM. ビニル袋の中は水入れと布. |
今回の最大の変更はパレットだ。軽量化のためには固形絵の具パレットが欠かせないだろう。
以前使用していたホーローのパレットは26色のマスに2色づつ52色入れていたから大幅な色数減であるが、実際使用する色はそんなには多くない。
以前使っていたパレット(右) 新しいパレット(左) |
固形絵の具パレットは以前から持っていたものの、不満はやはり色数だった。14色入りだったのだが、基本色としては充分としても、もう少しバリエーションが欲しい。
今回は16色入りとした。名門ウィンザー&ニュートンのヘビーウェイトボックスである。
ヘビーウェイトボックスには24色入りもあり、どちらにするか迷ったが、24色入りのものでは大きいし重くなりすぎる。これならば従来のパレットのままでもよいのではないか。また、24色入りは筆入れの部分が大きすぎて、何か工夫しないとそのままではこれ以上の増色は難しそうだ。
16色入りは真中の筆入れのところにも絵の具を入れることができる。以前使用していたハーフパンを入れてみるとぴったりと合う。これで23色入りパレットとなった。W&Nのハーフパンはこれより少し小さいので25色は入りそう。25色入れられれば充分だろう。
大きさは大幅に小さくなったがヘビーウェイトだけあって重さはそんなに変わらない。23色に増色するとむしろ重いくらいだ。これは少々誤算であったが、これで暑い日に絵の具が溶け出すこともないはず。また、しっかりとした造りのパレットは、さすが名門と思わせるものがある。
ウィンザー&ニュートン ヘビーウェイトボックス 16色. 真ん中を増色して23色.25色までは可能。 |
右より,水彩筆4本,鉛筆,チャコール鉛筆,油性色鉛筆,擦筆,薄墨色筆ペン,水性ペン,消しゴム |
筆は水筆も大小取り揃えて試してみたが、結局、今までの水彩筆を使用することにした。元々そんなに重いものでもないし。
下絵の道具の基本は鉛筆。通常のグラファイト系は MITSUBISHI Uni のB、3B、6Bの三本。それに加え、評判の高いSTAEDTLER Mars Lumograph の 8B を試して見ることにする。
また、チャコール(木炭)系の PIERRE NOIRE Conte。チャコール系にしては硬く普通の鉛筆に近い感じだ。濃い黒の色もよい。
油性系色鉛筆のDERWENT DRAWINGは、表現力があり最近一番良く使う画材だ。
水彩色鉛筆はあまり使わないので持ち歩かないことにした。
その他、ペン画も試して見ることにした。岸本信夫さんの街並みスケッチに惹かれたためだ。
水性ペンを0.3mmと0.5mmのもの。 それに薄墨色の筆ペン。
一眼レフを加えた水彩スケッチとオールドレンズのための新しいおでかけ道具 |
しばらく気分によって色々なタッチを試してみたいと思う。
横浜銀行協会(下絵は鉛筆(6B)) |
桜木町駅下にあるアメリカンカフェの壁(下絵はDERWENT DRAWING+薄墨色筆ペン) ここはアップルパイが絶品 |
拙宅の食堂の壁 (下絵はDERWENT DRAWING+薄墨色筆ペン) |
三渓園にて (下絵は鉛筆+水性ペン0.3mm) |
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