セビージャに到着して、すぐバスステーションに向かった。
時間の節約のために、今回の旅はすべてインターネット予約してあったのだが、セビージャ〜ロンダ間のバスだけが、どうして予約できない。ものすごく遠回りのルートしか表示されないのだ。そんなはずはないだろうと、この区間だけは現地で確認することにした。もしバス運行が無かったら、その後の予定はすべて狂ってしまう。
アンダルシアの旅はバスの旅でもある。小さな町を巡るには鉄道(renfe)よりもバスが便利だ。どこのバスステーションも鉄道駅に劣らず立派なものだった。
バスステーションのホールには会社別にずらりと窓口が並んでいる。運行しているはずのバス会社のところで聞いてみると、別の窓口だという。どうやら別会社の運行に変更されているようだ。でも、これで一安心。
renfeのセビージャ駅 アトーチャ駅と同様、なが~いエスカレータ。(すべてGX200) |
エスカレータを上がったところ。ターミナル駅らしい空間。 |
セビージャ駅を出たところ。市の中心部までタクシーで。 |
セビージャのバスステーション。鉄道駅よりも市の中心部にある。 |
セビージャはフラメンコの本場中の本場だ。カルメンの舞台でもある。着いた夜は早速フラメンコを見に行く事にした。セビージャ一番の老舗という「ロス・ガリョス」。団体客を受け付けないというのも気に入った。ここもインターネット予約可能である。いやはや、便利な世の中になったものだ。
ホテルの前の広場。 |
アンダルシアの夕暮れ |
狭い路地を抜けて「ロス・ガリョス」へ。 |
「ロス・ガリョス」入り口。道を尋ねつつ、やっと到着。 |
「ロス・ギャロス」内部。身近なステージ。すばらしいパフォーマンス。 もちろん、公演中は撮影禁止。 |
本場のフラメンコを見た後に。 |
近くのバルにて腹ごしらえ。 |
ここでは、タパスを色々と。 |
迷いそうな路地を抜けてホテルまで戻ってくると、真夜中に工事? |
クレーン車がでっかい箱を吊り下げている。 |
なんと、吊り下げていたのはゴミ箱。地面下にこんなにでかい箱が隠されていたのだ。 中身を開けてから元の場所に戻していた。 街中にゴミボックスがあったのだが、こんなシステムになっていたとは思いもよらない。 うーん、スペインはもしかしたら恐るべき国? |
宿泊したのは、「ラス・カサス・デ・ラ・フデリア」という、貴族の館を改装したホテル。ここが予想外に面白かった。部屋もまあまあだが、建物自体が魅力的で、いろいろな中庭があって面白い。特に地下通路は迷路のようになっていて、どこまで行っても終わりがない。翌日の午前中、チェックアウトギリギリまで、しっかりと楽しませてもらった。
一応4つ星なのだが、ホテルリッツの3分の1の値段(倍は楽しめる)。
宿泊した「ラス・カサス・デ・ラ・フデリア」 |
こういう中庭がいくつもある。 |
イスラム風のタイル |
ホテルの寝室。それほど贅沢ではないが、心地良いスペース。 |
中庭の朝。 |
朝食後、地下通路探索のツアーに。 |
こういう中庭はもちろんのこと。 |
どこまでも続くと思われる回廊を行くと。 |
突然、こんなスペースが出現。 |
天窓から光が落ちる浴室も。 |
ようやく地上に。 |
一体いくつの中庭があるのやら。 |
今度は、屋上へ。 |
最上階から見たところ。大聖堂が見える。 |
鉢植えまでが、ホテル。 |
ホテルにはプールまであった。 |
ホテルの部屋から(SMサイズ インク+水彩) |
ホテル屋上より(SMサイズ インク+水彩) |
アンダルシアらしくオレンジがたわわになる街路樹を眺めながらサングリアを片手にスケッチ。3月とは思えないピーカンの青空。ほんとに良い街だ。
もしかしたら、一番良い季節だったかもしれない。さすがに、夏は熱いのだろうなあ。
街路樹はすべてオレンジ。空はこれぞアンダルシア? |
セビージャ大聖堂。スペイン最大級とか。 |
大聖堂内部。光と影。 |
影には、悪魔が潜む。 |
カテドラルを抜けて。 |
こちらは、セビージャ大学。 |
ますます、青い空。 |
昼食をとった後は、アルカサルへ。 |
イスラム文化の香り。 |
緻密な意匠 |
これもタイルの意匠。LEDではない。 |
影。 |
そして光。 |
今はほんとに3月? |
どこまでも青い空。 |
ゆったりとした旅にしようとしていたのだが、あそこいいね、ここも行きたいなどとと言っていたら、日替わりで移動することになってしまっていた。今からバスで、橋の街「ロンダ」へ。
セビージャのバスステーション |
マッシュルーム構造が美しい。 |
小さな町を抜けて。 |
アンダルシアの次の街、「ロンダ」へ。 |
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