2011年5月8日日曜日

黄金町と絞りのことなど

PEXTAXカメラのマウントは、Sマウント(M42マウント)と現行のKマウントに大別される。
KマウントはAF化された現在でもそのまま変更なく現在に至っている。他メーカーがオートフォーカス化にあたってマウントを変更したのとは大きな違いだ。

今日持ち出したのは、M42ではなくKマウントの smc PENTAX-M 35/2 である。
AE-Lボタンを使うと瞬間実絞り測光をしてくれる。あらかじめ絞り値を絞って設定しておいても、開放状態でピント合わせができるので、非常にピント合わせがしやすい。AE-Lボタンを押したとき初めて、絞り込み状態で測光し、すぐ開放に戻してくれる。フォーカシングのみに気を使えばよいので使い勝手がよい。
まあ、カメラの歴史をたどれば、手動絞り→ プリセット絞り → 半自動絞り → 完全自動絞り となっていったことを考えれば当然でもあるが。

M42も絞り連動ピンがあるので、ボディ側で対応できさえすれば、同様のことが可能なはずだが、M42対応のデジタルカメラなぞは存在しない。

PENTAXのレンズには、シャッター優先やプログラムAEも可能な PENTAX-A シリーズがあるが、今回はその使い心地のシミュレーションも兼ねてMレンズを持ち出した。

黄金スタジオ(かつての「飾り窓」のオマージュ、ではないですよね)
横浜黄金町は、かつて日本の飾り窓とも呼ばれた青線地帯、そして麻薬取引のメッカとして有名であったようだが(よくは知らない)、住民の浄化運動などによりそれらが一掃されたのが約5年前。その跡地をアートの力で再生させようというのが、「黄金町バザール」である。



空いた店舗を借り上げ、それをアーチストの制作拠点として貸し出すようなこともしている。


この入口が続く構造も「飾り窓」のなごり

ブログ主の好みとしては、廃墟系、ごちゃごちゃ系なのだが、それを期待していくとよい意味で裏切られることになる。

かつての名残りを感じさせる通り



これはアートではありません。

日の出スタジオ
まだまだ、人通りは少なく長期的な取り組みが必要だろうが、桜や川面など大岡川のリバーサイドとしての魅力と一体化できれば、魅力的な街になっていくだろう。

日の出スタジオ

黄金スタジオ内のカフェ「視聴室その2」

黄金スタジオ内部(なぜか生活感漂う)

夜の黄金スタジオ

夜になるとかつての雰囲気が?

もちろん、今はそういうお店は一軒もありません。

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